
『ライトユーザーにとって、大手チェーン店は救いの手なのだと思う』
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ネット上では「レッドバロンはやばい」とか「買わないほうがいい」など色々とネガティブな意見を目にすることが多いですが・・・私は、12年振りにリターンライダーとして乗るバイクをレッドバロンの店舗で選び、購入しました。
そして購入から3ヶ月が経ちましたが「レッドバロン、全然やばいことなかった」と言うのが正直な感想です。今回は、レッドバロンで購入してよかったこと、レッドバロンを選んだ理由について、また概ね満足することばかりだったのですが「レッドバロンのここがちょっと…」と思うところがただ一つだけありましたので、実体験を踏まえて書いていこうと思います。
レッドバロンで中古バイクを買ってよかったこと
⑴バイク初心者にも優しい接客とスタッフ
以前バイクに乗っていた頃は、簡単な整備(オイル交換やチェーン清掃やワイヤーの注油など)、ハンドルやウインカーなどの小さなカスタムを自分で行ったりしていました。とはいえエンジンや駆動系、排気系など重要な部位にはノータッチでしたし、何より12年振りのリターンライダーですから初心者も同然です。
初心者にはやはり、大手チェーンが安心感があります。もちろん個人のバイク屋さんでも親切なお店はありますし、店長やスタッフと波長が合えば、とても良い付き合いになると思うのですが、個人的な所感としてはやはり「ちょっと敷居が高い」と感じてしまいました。
もし身近にバイクに詳しい友人知人がいれば、もっとコアなバイク屋(例えば特定の車種の販売、カスタムを行なっているような専門店)にも怖じけず入っていきやすいとは思うのですが、私は友達がいないので(汗)その点からもハードルが高かったです。
実際に私が購入したレッドバロンの店舗では、初心者だから下に見られるようなことはなかったし、むしろこっちの知識レベルに合わせて接客をしてくれているように感じました。親しすぎず、かといってドライなこともなく、程よい距離感で、ほぼストレスなく商談ができたように感じます。(「ほぼ」というのは、やはり気になったところもあったので、記事の最後にお伝えします)
⑵店舗数が多く、近所にもあり、気軽に何度も足を運べた。
私が欲しかった車種は絶版車で、新車では手に入らなかったため、「できる限り状態の良い中古を見つける」と言うのが第一でした。しかし程度の良い中古車というのは、入荷して店頭に並んでも、すぐに売れていきます。人気車種であったり、時期がバイクシーズンならなおさら在庫の回転が速いです。「バイク欲しいな、あの車種が欲しいな」と考えている人は、良い車体が出るのを常にチェックして待っているわけです。
店の人に頼んで、目的の車種を探して仕入れてもらったりもできるけれど、実車を取り寄せてもらったからには購入を前提としなければならない場合も多く、慎重にならざるを得ません。
中古車を買うなら、やはり現車確認をしたいです(細かな状態や車体の劣化は写真ではわかりません)安い買い物ではないので、じっくり見た上で判断したい。
よって、ちょくちょくバイク屋に立ち寄って「(運命的な出会いというと大袈裟だけど)本当に納得できる車体をタイミング良く見つけて購入を決めたい」そんなふうに考えていました。
だから気軽に入店できる大手レッドバロンの存在は大変ありがたかったのです。
私は「バイクを買おう」と決めてから、1ヶ月に1回くらいに頻度で立ち寄っていました。ちょうど仕事帰りの通勤路にレッドバロンの店舗があったのです。これが週1とかになると冷やかしのようになってしまうと思いますが、月1回くらいなら顔を覚えてもらって、会話しながら直近の在庫状況なども教えてもらいやすくなると思います。
⑶全国チェーン展開で、引越しや転勤でも安心
レッドバロンの国内店舗数は305店舗です(2024年11月末時点)
ちなみに異業種ではありますが、飲食チェーンを引き合いに出すと、
・ファミレスの「デニーズ」 全国320店舗
・カフェの「サンマルクカフェ」全国333店舗
となります。こういった、わりと街中でよく目にする店と同じくらいの数を、今や(昔とは違い)決してメジャーとは言えないバイクというカテゴリーを扱うお店が全国に300以上も出店しているって、冷静に考えるとすごいことに感じます。
そして範囲も広く、北は北海道から南は鹿児島まで網羅しています。

(なんと、北海道の釧路にも出店しています)
先ほどの個人店の話に戻りますが、どれだけ懇意にしてくれるバイク屋が見つかったとしても、それが個人店や地域限定のチェーン店であれば、遠方への引っ越しや転勤となった場合どうしても縁が切れてしまいます。そして、他店購入のバイクを見てくれる店は多くありません。転勤族で縁もゆかりもない地に引っ越す可能性があるライダーも、そんな心配をせず気楽にレッドバロンに愛車を持ち運べるというのは、全国チェーンの大きなメリットと言えます。
⑷旧車でも安心。膨大な数の部品ストック
私が選んだ車体は絶版車で年式も古かったのですが、比較的状態の良い個体でした。ただフロントのフェンダーに割れがあり、目立つ場所だったのでスタッフに相談したところ、本社工場から中古の純正パーツを取り寄せて、交換対応してくれることになりました。希少車ではないとはいえ、20年前に生産終了したバイクの純正パーツが、すぐ用意されたことに驚きと関心がありました。
これはレッドバロンが過去25年間かけて、本社工場に蓄積した3700車種以上、68万点以上の膨大な部品ストックがあるからこそできたことです。また、走行に関係する箇所であれば1〜3年の「パーツ補償」も適用されるので安心感があります。
⑸オイルリザーブシステムのコスパが良い
車体を購入した際、オイルリザーブシステムにも加入しました。これはレッドバロンでバイクを購入するタイミングで合わせてエンジンオイルを前払いで買っておくことで、必要な時に店舗に行けばオイル交換してくれるというシステム。
以前バイクに乗っていた時はオイル交換を自分で行なっていました。「自分で愛車をメンテナンスしている」という充実感はあるのですが、エンジンオイル交換って作業自体はシンプルな割に、廃油の処理が結構面倒です(廃油用のボックスを買って家庭ごみとして廃棄しなくてはならない)
それを店舗で全てやってくれるのでかなり快適です。
入れてくれるオイルはエルフの部分合成油「MOTO4RS」。信頼のおけるメーカーのものです。値段は30リットルで12000円。1リットル400円でとてもコスパが良いです。こういったアフターサービスが仕組みとして存在しているのも初心者には安心感があります。
⑹盗難保険のコスパが良い
別記事にも書いたように、バイク購入と同時にレッドバロンの盗難保険にも加入しました。手堅い補償に、リーズナブルな保険料です。安いには安いなりの理由があるのですが、それでも私のバイクの乗り方、保管環境を考慮した上で加入しました。
(↓こちらの記事で詳しく紹介しています)
⑺中古車にも3ヶ月or3000キロの品質補償がつく
購入して2週間が経った頃、往復40キロほどのプチツーリングに出かけました。
無事に帰宅し、停車して、満足気に愛車を眺めていた時に違和感が。なんとフロントフォークの片方からオイルが滲み出ている。しかも薄く滲むというレベルではなく、指で触るとペトッとつくくらいの量。これはまずいと言うことですぐに購入したレッドバロンに連絡しました。その2日後には店のトラックで取りに来てくれて、結果的にはフロントフォークのオーバーホールと、オイルシールの交換も補償内で行ってもらい、納期も早め(1週間ほど)に仕上げて、再度自宅まで届けてくれたのでした。
中小の店舗でも補償がつくところは多くありますが、ここまで迅速に対応してくれたのはとても助かりました。(どちらにせよ自分で修理やメンテできないバイク初心者の場合、中古車は補償付きの店舗を選んだほうが絶対良いと思います)

(↑退院して無事に帰ってきた愛車)
⑻中古車の素性が明らかで安心感があった
私は2006年式のカワサキ車250ccを購入したのですが、それはワンオーナー車でした。店舗スタッフに詳しく聞いたところ、2006年当時に新車をレッドバロンで購入した方(女性)が約20年乗り続けていて、少し前に同じくレッドバロンに下取りに出した車体だったのです。
「ワンオーナー車だから良い個体」だとは一概に言えませんし(前オーナーが日常的にどんな乗り方、保管の仕方をしていたかまではわからない)店舗に並んでいる全ての車体の詳細が100パーセント分かる、ということではありません。ただやはり数十万円以上の買い物ですから、自分がどういうモノにお金を払うのか、納得した上で購入したい。スタッフに履歴を聞いても誤魔化したりボヤッとしか答えてもらえない車体は、慎重に選んだほうが良いと思います。
私がレッドバロンで中古バイクを選んで、不満だった唯一のこと
なんだかレッドバロンの肩を持つような文章ばかり書いてきました。総合的には「レッドバロンで購入して良かった」というのが正直な感想です。
しかし、唯一気になった点があります。それは、、、
店員の良し悪しが激しい
ということです。
私の住む地域にはレッドバロンの店舗が2つありました。そのうちの1つは徒歩圏内で、会社帰りに気軽に立ち寄れる距離だったので、月に1回ほど目当てのバイク探しに立ち寄っていました。
そこで接客された際に、
私「このバイク(とある車種の実車を見ながら)〇〇型は入ってこないですか?」
スタッフ「あ〜お客さん、僕らプロはね、その〇〇型って言い方はしないんですよ。あくまで年式で話しますので。何年式探してるの?」
私「ああ、そうなんですか、わかりました。とりあえず大丈夫です」
・・・最初から私が年式で聞けばよかったんだろうけど、どう考えても自分らはプロだとマウント取るような一言を、わざわざ言う必要ないのでは?と思ってしまいました。
また購入を検討している旨を伝え、予算の話になった時に、
「お客さんどこ住んでますか?」
「〇〇です」
「じゃあ閑静な住宅街なんで、盗難保険は入りますね、最近は静かなところの方が盗まれやすいんですよ」
親切で言ってくれている部分もあるのだろうけど、こちらの予算など考慮せず当然のように話を進められたのもちょっと不快でした。(契約時に盗難保険も取れるかどうかは社員の評価に関わってくるのかもしれません)
そんなことがあったため、その店舗は残念ながら敬遠し、自転車で30分ほどの、もう1店舗に足を運び、そこで良い車体を見つけ購入に至りました。
バイクショップに、たとえばデパートやブランド用品店のような接客を求めようとはとても思いません。ただ、レッドバロンという業界大手チェーンに足を運ぶのは、私のようなバイク初心者。そういったライトユーザーたちが敬遠してしまったり、購入意欲を失ってしまうような接客は、長い目で見れば、バイク業界の衰退につながってしまう・・・と言っても大袈裟ではないように思うのは、考え過ぎでしょうか。
まとめ
レッドバロンは「程度の良い中古車を、安心できるアフターサービスと共に手に入れる」という点においては業界最大手としてとても良い店だと私は感じました。
ただ最大手ゆえに、属人性の高い「サービススタッフの質」という点においては、店舗によってかなりバラツキがあると感じます。レッドバロンで購入を考えている人、特にバイク初心者の方は、可能であれば2店舗くらいのレッドバロンに足を運んでみるのが良いのではと思います(いろんなバイクの実車を見るだけで楽しいというのもある)
最後まで長文お読みいただきありがとうございました。