『最悪の事態を想定してこそ、最高の時間を楽しめる』
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先日、250ccの中型バイクを購入しました。
20代後半以来、およそ12年振りのリターンライダーとしてバイクライフの復活です。購入する店選びはいろいろ悩んだ結果、業界大手チェーンのレッドバロン。
そして、自身の住居、バイク保管の環境などを踏まえ、レッドバロンのバイク盗難保険にも加入しました。今回は私がレッドバロンのバイク保険に入った理由について書いていこうと思います。
レッドバロン盗難保険の良いところ
⑴補償される金額が手堅い
補償内容は以下のとおり
- 購入して1年目に盗難された場合 → 店頭販売価格の100%が補償される
- 購入して2年目に盗難された場合 → 店頭販売価格の90%が補償される
- 購入して3年目に盗難された場合 → 店頭販売価格の80%が補償される
<例>
50万円でバイクを購入して、2年5ヶ月が経った頃(3年目)に盗難にあった。
↓
50万×0.8=40万円が補償。
丸2年以上経過してから、それだけの金額が守られるのはかなり手堅いように思います。
ただしこれは購入のタイミングで、同時に盗難保険に加入した場合のみとなります。後になって「やっぱり入りたい」と加入する場合は「購入金額」ではなく、バイクの「査定金額」をベースとして計算されてしまうので注意です(査定金額なので、購入金額からは大幅減されるはず)
⑵保険料が安い
補償内容の割に、保険料が安いです。
レッドバロンの盗難保険料は、
1年契約 → 補償金額の1%
3年契約 → 補償金額の0.95%
となっています。
私の場合、390000円(税抜き)の車体を購入し、盗難保険は3年契約をしました。
1年目=100%の補償額(390000円)× 0.95% = 3705円
2年目=90%の補償額(351000円)× 0.95% = 3334円
3年目=80%の補償額(312000円)× 0.95% = 2964円
3年間合計で10003円
月額換算すると1ヶ月で360円です
コンビニでペットボトル飲料を2回買うことを考えれば、非常に安いのではないでしょうか。お守りとして加入するだけでも良いと思います。
もちろん、良いところばかりではないです。デメリットも次項でお伝えします。
レッドバロン盗難保険のイマイチなところ
⑴補償金が現金払いではない
安い保険料の割に、手堅い補償額が約束されるレッドバロンの盗難保険ですが、決定的な欠点が2つあります。その一つ目は、
「補償は現金ではなく、レッドバロンで新たに購入する車体代金に充てられる」
ということ。
つまり、万が一盗難にあったら補償金は支払われるけれど、それは現金ではなく、
「盗まれたのは大変残念ではありますが、また当店(レッドバロン)でバイクを選んでいただければ、その購入代金としてばっちり補償します!」
ということです。
これはポジティブに考えれば、
「1度盗まれたことで、バイクを嫌になってほしくない。補償するから懲りずにバイクに乗り続けてほしい」
という、レッドバロンからバイクユーザー、バイク業界へ貢献したいという前向きな姿勢として受け止めることができます。(もしも現金でもらったら、「もうバイクなんて嫌だ、この補償金で海外旅行でも行ったほうがよほど気楽だわ…」と考えてしまう人も少なくないと思います)
ネガティブに捉えれば「ユーザーの囲い込み」というふうに受け止めることもできますが、そこはレッドバロンも業界大手として商売を優先しなくてはいけないですし、それゆえの安い保険料なのだと考えることもできます。
そして、何より最も憎むべきは、バイク窃盗犯という、殺人にも値する罰を与えても良いであろう(個人的所感です)人たちのはずです。
⑵レッドバロンの専用バーロック「BL-10」を購入し、使わなければならない
もう一つ忘れてはいけない、レッドバロン盗難保険のデメリット。それは「専用のロックを購入する必要がある」ということです。
さらに、『その専用バーロックで施錠した上で、キーを抜いて、ハンドルロックをした状態で盗難にあった』というのが保険適用の条件となっています。


レッドバロンの盗難防止装置 BL-10 バーロック
もともとの定価は27500円ですが、盗難保険加入時に購入することで16500円で手に入れることができます。
このバーロック、かなり頑丈で、YouTubeなど検索すると、あの手この手で破壊を試みるも全く歯が立たなかったり 破壊に時間がかかってしまったり(時間が稼げるほど、窃盗団も諦めやすい)という動画が多く見つかります。
旧式のタイプは、とある方法で簡単に施錠されてしまったりと欠陥というか弱点があったらしいのですが、何度も改良を重ねられており、最新版ではそのようなこともなくなっています。
ただし、この『BL-10 』かなり重いです…。自宅でのバイク保管ならまだしも、出先に持って行くのは億劫だと思う。
一応、車体に積載するためのケースをセットで貰えるので、車体フレームなどにくくりつけることもできるのだが、このケースがなんともダサい(デザイン性は特に考えられていない)ため、すすんで持ち運ぼうという気持ちは起きにくいです。

(↑加入と同時にもらえるBL-10の専用ケース。この赤色の縁取りを、普通にオールブラックにしてくれるだけで全然良いのだが…ケースの改善もぜひお願いしたいです。レッドバロンさん)
盗難保険の条件となるだけあって、非常に強固なロックであることは確かなのだけど、重量による携帯性の悪さから、ついつい自宅駐輪場でしか使わなくなる・・・なんてことになってしまうのかもしれない。
せっかく盗難保険に入っているのだから持ち運びして、外出先やツーリング先でもストレスなく使いたいところ。(BL-10は自宅でのロックに限定し、出先ではアラーム付きのディスくロックで対処する…というところに落ち着きそうな気がする。
また、専用ロックBL-10を使ってロックしていたかどうかは、あくまで自己申告です。「駐車するごとにスマホで写真撮って証拠を残しておかなくてはいけない』…という縛りはないのでご安心を(自己申告だからと言ってB L-10を使わず、盗難に遭ってしまっては本末転倒だと思いますが・・・)
それでも私がレッドバロンの盗難保険を選んだ4つの理由
メリットデメリット合わせ持つレッドバロンの盗難保険。それでも私は色々考えた末に加入しました。その理由について4つの視点からお伝えします。
⑴バイク盗難件数が第1位の都道府県に住んでいる
現在、私の居住地は大阪府です。
『バイク盗難の多い県』の統計データ(2024年)によると、
1位 大阪府 1423件
2位 神奈川県 973件
3位 埼玉県 882件
4位 東京都 834件
5位 愛知県 571件
…となっており、2位の神奈川県に大差をつけて栄光たる1位に輝いて(?)います。「大阪府」も広いので、地域の違い(北と南、繁華街と住宅地)によってバラツキはあるとは思いますが、データだけ見れば『大阪府はバイク盗難に遭うリスクが日本全国で最も高い』というのは揺るぎない事実。「北海道の山奥に住んでいる」人と比べれば、何倍もの盗難リスクがあるはずです。
そんな地域に住んでいる以上、盗難保険にはやはり入っていた方が良いという考えに至りました。
⑵バイクの保管環境が安全ではない
警視庁のデータによると、バイク盗難が発生する場所のおよそ6割が「住宅街」となっています。
1位 住宅 中高層(4階以上) 36.1%
2位 その他住宅 18.8%
3位 道路上 15.4%
4位 一戸建て住宅 12.5%
私自身もバイクを「マンションのバイク置き場」に停めています。しかも、そのバイク置き場はマンションの敷地内ではあるものの、塀や囲いがあるわけではなく、道路に面していて、外部から丸見えです。
これは、金属製のバイクガレージ内に保管していたり、一軒家の庭や敷地内でガッツリ「地球ロック」している人に比べれば、かなり盗難のリスクが高いと言えます。叶うことなら、室内ガレージにバイクを置いて、いつでも愛車を眺められる環境に身を置きたいものですが、現実は現実。マンションの自室からは自分のバイクを目視することはできません。そんな保管環境への対処としても盗難保険は不可欠だと考えました。
⑶盗難保険の有り無しに関わらず、強力なロックを買うつもりだった
バイク購入を決めた当初から、ロック類は多少値が張ったとしても、強固なものを買おうと決めていました。よって「盗難保険と一緒に専用ロックを買わなくてはいけない」というレッドバロンの縛りに対しても、それほど抵抗を感じることがありませんでした。
世の中には10万円近くする高価で強力なロックも存在します。それを使うことで得られる安心感も当然ありますが、どんな強固なロックも、プロ窃盗団にかかれば(時間さえかければ)解除、破壊されてしまいます。そう考えると、それなりに定評のあるBL-10を盗難保険とセットで使うことは悪くない選択肢だと思ったのです。
⑷万が一盗難されてしまったとしても、「自分はまたバイクに乗る」という確信があったから。
実は4〜5年前からずっと「もう一度バイクに乗りたい」という気持ちを燻らせていました。経済的に余裕がなかったり、仕事や生活が安定していなかったりで、行動に移すことはできず「いつかきっと…!」という気持ちだけを長く抱いていました。
それがここ1、2年で仕事と生活がある程度は落ち着いてきて「今なら乗れるかも…」と、やっとたどり着いたバイクのある生活です。
だから、万が一盗まれるなんてことが起これば、本当にショックだろうけれど、それくらいのことでバイクライフを諦められないと思う。だから現金ではなく、レッドバロンでの購入代金として補償されるという仕組みもすんなり受け入れられたのだと思います。
まとめ
バイク購入時には保険や納車手数料、ヘルメットなど装備類も必要となり、何かとお金が必要です。よって、絶対に起きるとは限らない盗難に対してコストをかけるのは気が向かない方も多いかもしれません。
けれど私のように、
- バイク盗難件数の多い都道府県に住んでいる。
- バイクの保管環境がマンションの駐輪場。
- 所有しているバイクが不人気車ではない。
この3つの内、2つの条件を満たしている場合は一考してみても良いと思います。
(ちなみに私の所有バイクは不人気車なので、心配過剰な部分は若干あると思います)
最後までお読みいただきありがとうござました。